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経営者が本を出版するべき6つの理由とは

著者:幻冬舎メディアコンサルティング 編集局・部長 伊藤英紀

経営者の方々で出版を行っている人は実はたくさんいます。
「2023年、今年こそは出版を」と新年の目標を立てている経営者の方もいらっしゃるのではないでしょうか。

とはいえ、どうしたら出版が実現するのか、テーマ・企画はどうするのか、執筆の時間はどうやって確保するのか……出版に関する悩みはつきません。

そこで今回は改めて、 経営者が出版をすることのメリットについてご紹介いたします。

 

 

1.経営者が出版することのメリット6つ

 

経営者が出版することのメリットは、大きく分けて以下の6つです。

①経営者としてのブランディング

②認知向上

③同業他社との差別化

④リクルーティング

⑤社員とのコミュニケーション強化

⑥自社の強みの再構築

なぜ経営者が出版を行うことでこのようなメリットがあるのか。
それぞれのメリットについて解説していきます。

 

経営者が出版するメリット①経営者としてのブランディング

 

経営者として、これまでの取り組みや考え、経験を発信することは、経営者としてのブランディングに効果を発揮します。

書籍は、特定分野における専門家としてのブランディングに向いている媒体です。
WEBやSNS上での情報発信はいまや誰でも可能ですが、出版はそうではありません。

情報の精度や正確さについて度々議論されているWEB上の情報とは異なり、書籍は従前より普遍的で、価値の変わらない情報媒体です。

出版ができるのは業界内で特筆すべき実績を持った一部の専門家に限られます。仕事を依頼する側は、安心して任せられる専門家を探しています。 信頼メディアともいえる書籍を出版することで、その価値を自身のものにすることができます。

「名刺代わりの一冊」として書籍を制作することは、経営者としての箔付けになります。

 

経営者が出版するメリット②認知向上

 

書籍はメディアへのパスポートともいわれており、複数のメディアを活用した認知向上を可能にします。

メディア側の視点に立つと、
企業から受け取ったプレスリリースをはじめとした情報について、 取り上げるか否かの判断は非常に難しいものです。 その企業の仮説は正しいのか、データは正確か、どれほど有益な情報なのか、掲載可否の判断ができません。

しかし、特定分野において書籍を出版した著者の情報や、書籍化されたコンテンツであれば、
メディア側は信頼できる情報・専門家として掲載の判断が比較的容易にできるようになります。 出版実績のある経営者は多くのメディアに取り上げられることとなり、
結果として長期的なメディア露出の機会を得ることになります。

一時的な認知向上であれば広告枠への出稿やテレビ番組への出演などで成果を上げることができますが、長期的な効果としては実績と信頼性を持たせられる出版が高い効果を発揮します。

 

経営者が出版するメリット③同業他社との差別化

 

取り扱う商材によりますが、
他の誰も事業にできない特別なサービス・商品を提供することができている企業は限られています。
さらに、消費者側が誰でも簡単に情報を集められるようになった近年、
明確な差別化ができていない多くの企業は、価格競争を避けることができません。

そこで、差別化に向けた取り組みの重要性が高まっています。
従来はサービスの特徴や商品のスペックを伝える情報発信が中心でしたが、別の情報発信が必要となっています。
書籍であれば、普段は伝えることができない経営者の理念やメッセージ、経営者としてのスタンス、あるいは事業の中で生まれたストーリーを活用して同業他社との差別化をすることができます。

 

経営者が出版するメリット④リクルーティング

 

飲食業界や介護業界、建築業界などは人材不足が度々話題となっていますが、 売り手市場と言われる近年、人材の問題は一部の業界だけでなく、 また、有名・無名に関わらずあらゆる企業の課題となっています。

採用媒体に掲載しているものの応募がない、業界イメージが悪く辞退が多い、入社後のミスマッチで離職率が高いなど、課題は様々です。

業界を理解し、企業理念や社風に合う優秀な人材のマッチングには多くの時間の費用がかかります。 企業の代表である経営者が書籍出版をすることで、書店やメディアを使って知名度を高めることはもちろんですが、 一冊の書籍の中で経営者の理念やビジョン、考えを共有することができます。 選考の中での課題図書として、あるいは採用候補者のご家族の安心材料としての配布など、採用における幅広いシーンで活用することが可能です。

 

経営者が出版するメリット⑤社員とのコミュニケーション強化

 

また、既存の自社の社員に対しても経営者としての考えを伝えることができます。
日頃、末端社員の接点がそこまで多くない経営者の方は、自分の考えを社員に伝えたり、コミュニケーションをとったりする機会も少ないのではないでしょうか。
さらに経営者と末端社員の間に中間管理職が入ると、経営者自身の考えをそのまま末端社員に伝えることは難しくなります。

経営者として書籍1冊に考え方やスタンスをまとめておくことで、社員に対して理念や経営方針をそのままストレートに伝えることが可能です。
社員の帰属意識の強化や、モチベーションアップにもつながります。

 

経営者が出版するメリット⑥自社の強みの再構築

 

書籍制作は経営者への取材を行いながら進むことが多いですが、
書店に書籍を流通させて読者に届けていくためには、外部要因と内部要因の分析が重要となります。
具体的には、
サービスを必要としている見込み客が競合他社ではなく自社を選ぶ理由は何なのか、
ニーズが変化してきている理由は何なのか、
ターゲットが本当に必要としている情報は何なのか……リサーチを重ねて企画が進行します。
その過程において、
業界・マーケット分析、差別化ポイントの確認、過去の成功・失敗要因の分析、今後の経営戦略の議論など、 分析や議論、棚卸しが必然的に発生します。

書籍は会社案内や会社のパンフレット、ブログなどと異なり、一方的な情報発信ツールではありません。
読者の「知りたい」という欲求に対して、経営者の魅力や強みを伝えていくプロジェクトです。
書籍づくりを通して企業の調査や分析、経営者の強みを再構築することができます。

 

2.まとめ

 

ここまでご紹介してきたように、経営者が書籍出版を行うことには多数のメリットがあります。
経営者としてのブランディングを検討されている方、書籍出版に関心のある経営者の方は、お気軽にお問合せください。

 

実際に書籍出版を通してブランディングに成功した経営者の事例はこちら

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