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新入社員の指導員になったら知っておくべき3つの心得

著者:GMCブランド戦略室

”人材は宝”。 だからこそ、採用は決して簡単なことではありません。
自社にぴったりの貴重な人材であればなおさら。
だからこそ、期待の新入社員の育成・指導は、
指導する側にとって責任重大、
ときには大きなストレスの種になりえます。

そもそも「人を指導する」こと自体、
大きなエネルギーを必要とするものです。
さらに、新入社員を指導しながら自分の仕事もこなさなければならないため、板ばさみになったり、思うように進まなかったりすることも多いでしょう。
そんな重要な業務である「新入社員教育」担当になったとき、
心に留めておきたい心得をご紹介します。

 

新人とともに自分も成長すべし

 

「教えることは学ぶこと」というように、
新人を指導することで、自身がその内容を改めて深く理解できるという側面があります。
仕事の意義ややりがいを再認識するためにも、新人への教育は有効なのではないでしょうか。

また、実際に仕事のやり方などを繰り返し説明しているうちに、
もっと効率のいい指導方法を探していくこともできます。
そればかりか、会社の主要業務についても改善点を発見したり、
そこから改善策を提示したりできる可能性もあります。

 

具体的な指導を行うべし

 

即戦力のあるメンバーに育てるには、具体的に「説明+やって見せる」方法が効率的です。

 

「見て覚えろ」とある種突き放すような指導の仕方は、
自分で考えて成長する人材を育成することができるかもしれませんが、新人にとってはストレスになるだけ。
「何も教えてもらえない」と上司や先輩への不満を募らせてしまいます。

どの程度を説明し、どの程度をやって見せるのかは業務内容により変わってきますが、
ここで大切なのは“具体的”であること。
抽象的な信念や心構えなどは、具体的な業務を身につけた後に自然と身についているものです。

 

コミュニケーションを充実させるべし

 

良いチームをつくるために最も大切なことは、コミュニケーションです。
そのカギとなるのが、新入社員にとって一番身近な指導員との”信頼関係”です。
新入社員”その人”に関心を持ってコミュニケーションをとりましょう。
信頼関係が十分に築けていれば、
新人は上司や先輩の話を熱心に聞くようになり、指導内容の吸収も早くなります。

 

最終的には、指導者個人としての魅力で新入社員の信頼を集められれば、何事もやりやすくなります。

 

いかがでしたか?
新入社員はただでさえ慣れない環境に置かれているため、ストレスを抱えがち。
自分にも新人の時代があったことを思い出しながら、
新入社員の立場になって対応をすることもポイントの1つです。
しかし、指導員になった方に全てをまかせるのではなく、職場全体で新人を育成していきましょう!

 

幻冬舎メディアコンサルティング

人材開発室

森田 沙弥香

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