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学習塾が知っておきたい保護者ニーズ

著者:GMCブランド戦略室

わが子の学習、教育について保護者の関心はどこに?

「小学生の子供にはどんな勉強法をさせればいいの?」

「難関校受験に必要なことは?」

「短期間で結果を出す勉強法は?」

「頭が良い子がやってる勉強法は?」

勉強のために読まれるのは試験対策、参考書だけではありません。

 上記のような悩みを解消してくれる書籍は、教育熱心な保護者、受験生の関心を集めています。

 

母親は「受験」、父親は「教育論」に関心

速読術、記憶術、ノートのとり方、色分け方法、モチベーション維持、
勉強計画、海外の勉強法などなど、様々な切り口で書かれており、
また、受験生と子を持つ親だけでなく、資格習得を目指す社会人の関心も高いため、
老若男女、広い世代に読者層が存在するジャンルです

教育者が著者となっている「教育論」関連書籍の読者が30~49歳の男性であるのに対し、
「勉強法」、「受験」関連書籍は30~49歳の女性がメイン読者となっています。
子育て関連書籍ほど女性向けではありませんが、子供の将来を心配して情報を集めるのは、
父親よりも母親のようです。

 

書籍トレンドに見る 教育情報の発信、ブランディング施策

大きなトレンドとして、著者の経験をもとにした「合格・成功体験記」が人気です。
もう一つ、このジャンルで人気となるのは、「お墨付き」のある書籍です。
お墨付きは、有名大学教授・塾講師が教える勉強法のような「専門家のお墨付き」の他、
「有名大学に合格した勉強法」のような「ブランドのある学校名によるお墨付き」があります。

最新の傾向としては、「こんな私でもできた!」「偏差値30でも合格!」など、
特別な人ではない普通の人の成功体験を訴求する書籍が読者を獲得しています。

インパクトのあるタイトル、読みやすいストーリーと、魅力的な登場人物が人気を呼んでいる、
『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』も、
これらのトレンドを受けていると言えます。

教育、学習業界におけるブランディングには、教育者としての理念の打ち出し、信用性獲得はもちろんですが、
これら書籍トレンドに見られる「お墨付き」のような、保護者、受験生が求める安心感訴求への意識も重要です。

 

どんな本が読まれてるの?
マーケティング、セールス全般関連ベストセラー(Amazonランキング)
1位 ハイパワー・マーケティング

2位 10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方

3位 図解 実戦マーケティング戦略

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